佐藤伝さんと辻占いの関係ー答えは意外なところに落ちている

コーチング

こんにちは

今回は
佐藤伝さんのセミナーに参加して
改めて確認できた
問題解決のコツについての話です。

佐藤伝さん(伝ちゃん)は
行動習慣やひとりビジネスの専門家であり、
ミリオンセラー作家としても有名な方です。

このセミナーはちょっと変わっていて、
その名も大質問会。


参加者30名くらいでしたでしょうか?
事前に伝ちゃんに質問を送り、
それに答えてもらう、という形式です。

 

本題のセミナーの話をする前に。一つ別なお話を。

いきなりですが、辻占い(つじうらない)って知ってますか?
なんだまた占いかよ!って突っ込まれるかもしれませんが、
話の流れですのでご容赦を。

調べてみると辻占(つじうら)が正式みたいですが、

日本で万葉集のころから行われている占いで、
夕方に辻(交叉点)に立って、
通りすがりの人々が話す言葉の内容を
を神託として受ける、
というもの。

 

調べてても、どう変換しても”つじ”が2点”しんにょう”なのが
気になりますが、こういったものがあります。
一点の”つじ”しか書いたことはなかったので。

ま、それはおいといて、
言霊の国ニッポンならではの占いと思っているのですが、

辻占とは

悩みや問題が起きていて、
全く関係のないところで出会った言葉が
答えになっている。

という感じで私はとらえています。

 

で、質問会に戻ります。
多くの質問で、
質問の前提を崩すところから始まる回答がありました。

セミナーの準備など、しっかりやってても詰めが甘く感じる。
どうにかしたい。
→ 詰めが甘いことの何が悪いの?誰の満足のため?生徒?講師?

ネガティブをポジティブにしたい
→ ネガティブの何が悪いの?

頑張っているときと力が入らないときの落差をなくしたい
→ なんで落差があってはいけないの?休まなきゃ。

事業でモチベーションが出ない。
→ ビジョンがあればモチベーション自体気にならないんじゃない?

大雑把ですみません。

自分でセミナーもやることがあるのですが、
こういう質問というか悩みがあったらどう答えるだろう
と講師目線で考えながら聞いていました。

これがこの会場の現場での私の取り組みでした。

 

話がまた変わってしまいますが、
私がこの会場に向かう電車の中。
私は紙の本派なのですが、
厚くていつ読もうかなと思っていた
これからの組織の在り方的な本があって
この機会に、と読み始めました。

その中に、巻頭の”はじめに”の章に、
誰でも知ってる天才科学者アインシュタインの、
残した言葉の引用がありました。

それは、

「問題は、それが起こったときと同じ意識レベルでは解けない」

というもの。
問題を解こうとしたら、
上から見下ろすくらいの
意識レベルが必要という感じですね。

質問会帰りに再度本を読もうと思って見返していたら
この箇所にマークしていたことに気が付きます。

ん?なんか辻占いっぽくないか?

質問された方は、おそらく回答を受けて、
腑に落ちたと思います。

そうか、意識レベルが上がったから解決したのか
という感じ。

コーチングでは

問題を解決する前にまず抽象度を上げる
そこで見えてきたものを使って判断する

というやり方があり、これとも符合しています。

朝、たまたま読み始めた、求めた答えと関係ない本に
答えが書いてあったよなあ、
と改めて確認できました。

たまたま、正解の言葉に会っている。
つまり、辻占 ですね。

あまりにもタイミングがいいので、
伝ちゃんの言う通り、人生に偶然なんてない
という言葉にも妙に説得力があります。

そんな実感を得られた質問会でした。
答えっていろんなところで見つかるものですよね。

答えを得るのはその問題に直面したり、
取り組んでいるときだけではない、
という教訓です。

そう聞くとおちおちと休むこともできないなあ、
と思ってしまいますが、大丈夫。

解決すべき問題が判っていれば、
意識がその解決に向かい、自然に答えが見つかる感じです。

ただ、やることやってれば問題なんて解決するもの、
とあまり悲観的にならないで、
時期が来るまで待つ姿勢も大事ですね。
そしてキターと思た情報は漏らさないこと。

これが問題解決のコツの一つです。

 

肝心の自分の質問に対する考察もしましたので、
明日の記事もご覧ください。

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