こんにちは
昨日は成田山に行ったのに、
参拝の話を全く入れてませんでしたので、
成田山の御朱印巡りの話もしたいと思います。
朱印帳
ご朱印をもらうようになったのは
昨年、伊勢神宮の内宮に行ったときに、
何かお土産げ欲しいなと思って、始めたもの。
あー御朱印帳忘れた、とか
結構ありますが、そこそこ溜まってきました。
よく、御朱印帳は、神社とお寺で
分けた方がいいと言われてますが、
既に混ざってしまっているので、
この初めの一冊は神仏習合でご容赦を。
次からは分けますから。
神社やお寺によっては混ざり物の御朱印帳には
ご朱印あげないという、厳格なところもあるらしいので、
別な御朱印帳を用意しておかなくちゃと
思っているんですが。
もらえなかったらそれもご縁なんでしょうね。
成田山新勝寺とは
で、本題。
酉年生まれの私は不動明王が守護神、
ということを知っていましたが、
成田山は、お参りはしますが、
お祭りとか、何かを食べに行く
ドライブ先程度しか考えてませんでした。
考えてみれば、お不動さんという観点で
お参りしたことなかったですね。
ちゃんとお参りしなくては、
と、遅まきながら参拝します。
そうか、あれくらいのところなら御朱印もあるはず、
ということで御朱印帳を持って出かけます。
太鼓祭りはこのついでに顔出した
ことにしておいてください。
そもそも、成田山新勝寺とは、
真言宗智山派大本山であり、
関東三大不動と言われる、
いわゆるお不動さんの代表的なお寺。
大本山と言われるだけのことはあり、
敷地もかなり広く、寺社が多くあります。
不動明王
祀られてる不動明王は
大日如来の遣わした使者には5大明王がいて、
使者のイメージなのか大抵は幼児体形で肥満体。
そんな中のリーダーです。
明王は仏敵をにらみ返すがごとく
大抵は怒った表情で、
不動明王も例外ではありません。
わざと醜い姿かたちをしていて、
下の歯で右上の唇をかみ、
下の歯で左下の唇をかむ
額にはしわ
左目閉じて、右目は見開く。
色は醜く青黒。これはどぶ泥の色とも言われてます。
右手に煩悩を断ち切る剣と
左手に煩悩を縛る道具を持っていて、
堅固な意志を表す石の上に座り、
あらゆる障害を焼き尽くす火焔を背負っている。
御本尊は撮影できないので
こんなフィギュアでご参考ください。
これらの容姿は、
煩悩ばかりの世の中に自分も身を置いて
中外よく見て、怒りも感じる。こんな状態でも
人間を救ってあげようというありがたい姿を象徴している
と言われています。
ちなみに神様は一柱、二柱ですが、
仏様は一尊、二尊。一仏、二仏。一体、二体。
と数えるらしいです。
新勝寺詣り
前振り長くなりましたが、
新勝寺参りです。
まずは総門。でかくて写真に入らない、
急な階段をのぼりはじめ、
仁王門があって、
これを越えたところには池があり、
亀岩があって、亀もいる。
この石の上にお金を投げてこれが乗ると
いいことあるらしいが、本当?
何故ここに亀か?
由来は調べてもよくわからないんですが、
仁王門の彫り物の彫工は後藤亀之介という方らしいので、
このシャレなんでしょうか?
これは引き続き調べてみます。
この階段は急なのですが、
これを登りきると本堂が見えます。
お参りの前に手前の煙を頭に浴びて、
頭良くなれーって感じ、
自分の体の弱いところが、強くなりますようにと
参拝前に願掛けです。
右手には三重の塔と、一切経堂。
挨拶、参拝を済ませ、
境内内にある目的の御朱印授与所に向かいます。
①?なんか気になりながらも
ご朱印いただきました。
御朱印巡り
ここで、敷地内で、全部で10ほど御堂があるうち、
6つの御朱印がいただけるという案内を発見。
①の意味が分かりました。
ご参考 各御堂の案内
じゃあ周ろうか?ということで、
普段めったに行かない別の御堂に伺うことにします。
出世稲荷
順番で行くと次は出世稲荷。
神仏習合とは言いますが、やっぱり神社はありますね。
そもそも明治より前は
あまり神社とお寺に境界はあまりなかったようで、
明治の時に無理やり区別するようになったみたいですね。
特にお稲荷さんは商売の神様なので、
お寺にも普通に祀ってますね。
ここでは、御朱印もらう方で長蛇の列。
大きい神社みたいに、番号札もらって後で取りに来る
ということは出来ないみたいです。
待ったのはここだけだったのですが、
狭い参道で20分ぐらいは並んでいたでしょうか?
ご朱印は吒枳尼天(だきにてん)です。
参拝するだけの人が、この列に並んでしまい、
なんだよ、という光景を見ました。
参拝の邪魔になってなければいいのですが。。。
御朱印は当然手書きなので、
一生懸命書いていただきましたが、
2人では大変そうです。
御朱印いただいた後も列は途切れてませんでしたので、
これでは休む暇ありませんね。
御朱印もらえないこともあるかもしれませんが
その時は腱鞘炎でも起きたと思い、
ご縁がなかったということで諦めるしかないな
と思いました。
ここにお参りです。
休憩
お昼すぎてましたので、参道の方で、
それほどおなか減ってませんでしたが、
何か軽く食べようと境内を出て、
屋台でたこ焼きと、チーズハットグでごまかし、
そのまま太鼓祭りへ。
参道ではいつもより混んでいる感じで、
1時間待ちは当たり前のうなぎやの川豊を通り過ぎて
はちみつやで
ひまわりとローズマリーのはちみつ購入したり、
成田夢牧場ソフトクリームなど食べながら
太鼓祭りを楽しんでました。
ふと御朱印の事を思い出して、
境内に戻ります。
釈迦堂
次は釈迦堂。
横目にはよく見てましたが、
参拝するのは初めて。
参拝が先か御朱印が先かの話になってしまいますが、
御朱印がなければ参拝しなかったこと考えると
御朱印集めの意味もある感じですね。
ここは中をのぞくと五百羅漢の彫刻があって、
総欅づくりの御堂で、厄除お祓いの祈祷所とのこと。
ご立派です。
当然御朱印は釈迦如来でした。
光明堂
次は光明堂。
この御堂の前もよく通っていましたが、
星まつりの案内が出てるなあ、という印象くらい。
愛染明王の案内があるので、これを主に祀っているのか
と思いきや、ご本尊は大日如来。
御朱印受付は建屋内と案内があり、
恐る恐る入ります。
中に入ると、ご本尊の大日如来が真ん中で
向かって左側に不動明王、右側に愛染明王が
奉安(謹んで安置)されている。
暗めの部屋が、この三尊の神秘さを増します。
御朱印は当然大日如来です。
真言宗は大日如来が信仰対象なので、
ここも大事な御堂なんでしょうね。
御朱印受付は4時までとなっていましたが、
時間はあと15分くらい。
急いで残りの2つの御堂を目指します。
醫王殿(いおうでん)、平和の大塔
目的のこの2つは並んでいて、
手前が醫王殿(いおうでん)で、
後ろが平和の大塔。
が、扉を閉めている人影が。
ダメもとで訊いてみましたが、
やっぱり参拝もできません。
4時まで時間あるのにー
とも思いますが、
ずっと御朱印書いてる方を想うと、
ま、仕方ないか。
という感じです。
醫王殿(いおうでん)と平和の塔の御朱印は
令和の日付けでもらうことになりそうです。
醫王殿はおととし2017年に建てられた
新しい建物で、
できたばかりの時に参拝してますが、
白木が美しい印象がありました。
その時は御朱印もらってる人の列を見て
難儀だなあと思ってましたが、
御朱印もらえなくて残念がっている自分を見ると、
考え方なんていくらでも変わるんだなあ、と
しみじみ思います。
平和の大塔も、多分敷地内ならあれか、
と目立つ大きな塔ですが、
こんなことでもないと、
入る気にもならない感じ。
ご朱印のおかげでしょうか。
参拝は次回の楽しみにします。
今回の成果
これが今回の成果。
皆さんご達筆です。
ありがとうございました。
本来、参拝ついでに御朱印なので、
ご朱印ついでの参拝に見えたら、
ご批判はあるかなとは思いますが、
今回のように良く行く寺社でも
参拝してなかったところも多いので
その参拝のきっかけにはなっていて、
こういうのもありかな、
と、いうところで締めたいと思います。