あなたのインタビューが変わります! FOOT×BRAINレビュー2

書評・番組紹介

こんにちは

今回はインタビューの返しに関するプレゼン術になります。
昨日のプレゼンの番組レビューの紹介してない部分でしたが、
やっぱりここもお伝えしたいと思いましたので、
2日連続になりました。

あなたのプレゼン が変わります! FOOT×BRAINレビュー
こんにちは プレゼンテーション、いわゆるプレゼンをするって どういう印象がありますか? めんどくさい、緊張する、から やる気満々、チャンスの場 どんな内容か、誰に対してか、 どこでやるか、でそれぞれ 違った印象があると...

今は、誰でも情報発信できる時代なので、
情報で人の心を動かす術は重要になっている。


ということで、Jリーグ新人研修で
インタビューの受け答えなどの講義もあるようです。

その中で、新人の自己PRのプレゼンを澤氏がチェック。
その新人、言葉なんか幼稚でうまくしゃべれないと前置きして、
「僕のプレーの特徴はヘディング、高校で実力見せられたと思うので
プロでもそんな姿を見せたい。応援お願いします。」

澤氏は、この中で、強調したいこと(この選手ならヘディング)を
もっと具体的に説明することを勧めます。
ヘディングでゴール前の競り合いを見てほしいとか。
こう伝えると、観客はここに期待をもって見ることができる。


うまくいくと喜ぶ。そのプレーを見たいと思って
足をスタジアムに運んでくれる。
こういうことが伝われば、多少の幼稚な言葉でも問題ない。

あとおまけのテクニックも伝授。
挨拶最後は音程をあげていくということ。
自分の中でのドレミファソの”ソ”で終わる感じ。
音楽で、ライブ終わりの「ありがとう!」と同じで、
これは最後に好印象を与える効果があるそう。

損する発言は背伸びした発言。
難しい言葉、背伸びをした言葉を使っても
本心から出ていない言葉は熱意が伝わらない。

日本人は英語文化に比べて修飾語を使わない傾向があるなど、
言葉の使い方が謙虚になりがち。
オーバーな表現だったり、飾り言葉を使うと
受け入れる方が受け入れやすくなる。
こういうのを入れると効果的。

プレゼンがうまいアスリートは?と澤氏への質問で、
挙がったのが、やっぱりというか
以前記事にもしたイチロー。プレゼンも超一流とのこと。

先日の引退会見でもプレゼンで重要な”3つの極意”
を知ってか知らずかうまく取り入れていたと解説。

初めは、最初の一言。
「びっくりするわー。こんなにいるの?
こんな遅い時間(夜中の12時過ぎ)に
お集まりいただいてありがとうございます。」

記者会見の場が固かったのか?
和らげるようなアイスブレイク。
場の緊張を解きほぐし、相手も自分も
発言しやすい空気を作るテクニック
細やかな配慮の現れ。

プレゼン前に緊張する人も多いが、
「緊張してますから」で始めてもアイスブレイク。
自分も開き直れるし、相手も緊張を和らげてあげようという
気持ちになることもある。

2つ目は、間のとり方
イチローだから許されてるのかもしれないが、
発言が止まってる間に引き込まれる。
何を言うんだろうか?期待させで、言葉の重みが増す。
シンプルな言葉、表現。
かみしめるように話していたので、
聴衆にしみこむ。

3つ目。会場みんなを巻き込むこと。
「おかしなこと言ってます?僕。大丈夫?」
この言葉を4回使ってる。
これも重要で、いい効果がある。
こう問いかけられると、質問した記者以外も
自分に話しかけられている気になる。
心で答えるような雰囲気。
一体感のある空気作れて、会場内聞いてる人の共感を生む。

MCの勝村さん曰く
我々はプレゼン勘違いしている。送る側、受ける側双方とも。
受ける方はちゃんとしなくてはと思うところがあっても、
何をちゃんとしないといけないのか?具体的なところが判ってない。
受け取る方もちゃんとするんだろうなという思い込み。
その壁を取り払わなくては。

前回同様プレゼンの話でしたが、
いかがでしたか?

30分番組なのに、こんな文字数がかかるとは
思ってませんでした。
それだけ知りたい情報が詰まってたんでしょうね。

内容はともかく、
プレゼン目線でテレビを見ると、
なかなか勉強になることは多いです。

ニュース番組はあの短い時間の間に
どれだけ要点を詰め込むか?
こういう構成で組み立てると伝わりやすいか
など、これいいなと思うテクニックは満載です。

それだけのお金と経験をかけた
プロのお仕事ということなんでしょう。

ただ、テレビの性質上、内容は極端に偏っているか、
無理に平坦化ししすぎていることもあって、
うのみにしない方がいいこともあるのでご注意を。

今日はやっぱりイチローはすごかったということと、
テレビの情報伝達は参考にする価値はあるという話でした。

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