こんにちは
この連休で福島県、会津の北の方
そのままですが、喜多方(きたかた)に行ってきました。
ドライブしたい、が先にあり、
特にここが目的という訳でもなかったのですが、
ゆっくり過ごすためだけに、何の下準備もしないで
米沢に宿をとっていて、ここに行く途中
喜多方があることに気が付きます。
何年か前、これも福島周りで新潟に遊びに行く途中の話。
喜多方ラーメン発祥の店、源来軒があるというので、
喜多方には立ち寄った程度。
今回もお昼時に通ることになりそうなので、
じゃあ、今度も喜多方ラーメンかということになります。
前と同じ店にしようかと思いきや、
GW構わず火曜日定休日とのことで、やってない。
他に店がないか調べてみると、
いくらでもある。そんな中で評判よさそうな
すがい に行くことにします。
ここに惹かれたのはもつ煮。
これを目当て来る人もいるとのことで、
目指します。
すがいは2店あって、不思議なんですが、
2号店(バイパス店)が先代がやっていて、
本店(横田店)は2代目とのこと。
どっちがいいか迷うところですが、
車で行きやすそうなバイパス沿いの2号店に向かいます。
駐車場にどうにか車を止めて、店外に並ぶ人の列に続きます。
1時も過ぎているというのに
20人くらい並んでいる。
しかも親子づれが多い。
喜多方ラーメンはあっさりしている優しめなラーメンなので
家族でラーメンはありなんですが、
食べ歩いている人間にとってはなかなか席が空かないので、
待つ覚悟が必要。
更に今はGW。待つしかないのかあ。
Webの情報で本店も近いのでどっちかが混んでいるときは
別な方に行くのもあり、とあったので、
小雨降るなか待ってられないため本店を目指します。
駐車場はどうにか入れて列は店外は2,3人。
中には人がいますが、7組待ちくらい。
さっきのところよりは少なそう。
引くに引けないので
名前を書いて、待つことにします。
観光に来ているので、待っている間に店内の
観光パンフレットを眺めます。
ここだけでなく、喜多方に入ってラーメン屋の前に
老麺会ののぼりがあったので
なんだろうかと思っていたのですが、
これは”らーめんかい”と読むみたいです。
これは喜多方ラーメンを提供するお店の組合で
40軒以上ほどあります。
こんなにあったのか、
ここが旅の目的地でもよかったかもと、
と喜多方を甘く見ていたことに
ここで初めて気が付きます。
札幌、博多と並んで3大ラーメンの名産地
なんですね。
宿ではおいしそうな夕飯が待っているので、
ここは涙を呑んで一軒だけにします。
40分くらい待ってやっと食べられました。
私はラーメン定食(もつ煮込み)。醤油の喜多方ラーメンと
ご飯が付きます。
タイトルの写真は塩チャーシューです。
喜多方ラーメンは平打ちちぢれ麺が定番ですが、
ここでは麺は若干細め。
あっさりしたスープに合います。
チャーシューも評判にたがわないうまさと
柔らかさ。肉一杯のチャーシューメンでも
よかったかも。
で、肝心なもつ煮ですが、柔らか。
もつ煮が食べられて嬉しかったですね。
ごはんともよく合う。
これだけでもいい、という人がいるのも納得して
すがいを後にします。
ラーメン、もつ煮に満足しましたが、
折角なので喜多方の街中も散策。
ラーメン神社があるというので行ってみましたが、
こんな感じ。
大きなお社を勝手にイメージしていたので。。。。。
なんかすみません。
お参りはしました。
街中にはラーメン屋がいっぱいあり、
ところどころで行列が見られます。
喜多方ラーメンといえばチェーン展開している
坂内(ばんない)という印象なんですが、
この本店の前の行列は群を抜いてましたね。
チェーン店には見られない雰囲気です。
さすがにこの列に入る気にならなず、
横目に通り過ぎます。
通りをプラプラ。
お店に入って、土産になるものないか探していて
ある店に入ったときのこと。
話の流れで、おかみさんにラーメンすごいですね、
と話したところ、
人気店では午前中に売り切れとかあって、
地元の人でもなかなか食べれない店もあるとのこと。
また、行列に並んでる人を見ると、
申し訳ない気持ちにもなる場合も。
単純に、お待たせして申し訳ない気持ち半分、
どことは言えないが、そこはそんなにおいしくないのに
という気持ちも。
観光で来てる人は食べてみてからのお楽しみですね。
また、3時過ぎころでしたが、
人はまばらじゃないですか?と聞かれたので、
まあこんなものかなと思ってたのですが、
喜多方では、喜多方以外の観光地に泊まる人が多いので
多くのラーメン屋が閉まる3時以降は
人どおりも少なくなるとのこと。
それぞれの町内でお祭りやったりするような
にぎやかな土地柄なので、もっと盛り上がってもいいのになあ
とこぼしてました。
前の週までは桜まつりで、
3㎞のしだれ桜の並木が満開だったとのこと。
今は10kmまで伸ばしている最中らしいので、
来年以降はこれにあわせるのもいいかも。
蔵の街みたいで、古い酒蔵も並びます。
酒蔵もいくつかあって大和川酒造の蔵に行きました。
この中に仕込みで使っている水が
ちょろちょろ出てるところがあり、
飲んだところ、口当たりのいい水。
下戸の私にはお酒の味は判りませんが、
きっとおいしいお酒が出来るんでしょう。
麹の香りのする、甘酒キャンディーをなめながら
感慨にふけるしかないですね。
喜多方は単に通過するだけの街ではないことは
判ったので、いつかの目的地候補だなと思いつつ、
喜多方じゃない宿にむかい、喜多方を後にしました。
今回周った喜多方の街はこんな感じです。