井の中の蛙大海を知らず、されど。。。狭い世界で生きて悪いのか?

コーチング

こんにちは

今朝は子どもの世界は狭いのか?
について考えてみます。

先日テレビを見ていたら、
世間の動きについていけない親世代と
どんどんリードしていく子供世代の話で、
若いYou tuberとかゲーマーがお金を稼いでいる
ことがテーマになっている番組をやってました。

お金を稼ぐとこのハードルの低さが、
これまでの社会を変えていることは
間違いないないですね。

そんな中で思い出したのが、別な番組で
子どもを見習うべきかとか議論している中で、
コメンテーターが言ってたかな、
程度の話。

子供は偏見の塊。
影響力の強い人の考えに染まりがち。
子供の意見は穢れてない?嫌々。
確かに純粋。おうむみたいに。
けがれてる大人の意見も、自分に合ってると思えば
純粋に受け入れるといったような。

この話を聞いて
なるほどこれが大人の意見だな
と思いました。

そんな穢れた大人から得た情報に対して
対等な大人として疑問があれば聞けばいいし、
納得すれば従えばいい。
子供子供と差別しなくていいんじゃないかなあ。

そういうやりとりをいくつも繰り返して
その子供の世界が広がっていくのは、大人も同じ。
昔子供だった自分が、子供なんだからと言われて
何となく釈然としなかった違和感は
ここだったんでしょうか?

だれの影響もなく育つ人はいないですからね。

前出のゲーマーの高校生は、プロゲーマーらしいですが、
世界中の相手と戦っている。
自分は学生で、フルタイム練習できる環境にいないので、
対戦していて練習不足を感じる。
今は結構稼げているが、この先を考えると
勉強して進学もしなくちゃと思っている
といってました。

日本のプロゲーマーの賞金総額は
最高でも2000万円程度らしいので、
学生にとっては100万単位のお金は大金ですが、
これだけで長期間生活できるレベルかというと不安はある。

やっぱりたいしたことないのでしょう。
しっかり自分の状況が見えている。
高校生でもちゃんと大人ですね。

でも、e-sportsは世界では盛んで
億を超える賞金総額の大会も結構あるらしい。

アメリカ、中国、韓国で盛んで、
プロゲーマーとしてビザも発行されるとのこと。

30代のプロゲーマーもいるらしいがやっぱり
選手寿命は短い。チームに所属していて、
成績が残せなければクビということも普通の世界。

日本のプロゲーマーの獲得賞金額ランキング
最も稼いだ高年収プロゲーマーは?

韓国プロゲーマー引退後の道は?

ん?
これって世界で戦うプロ野球と何が違うんだろう?
イチローみたいに小さいころから
野球漬けの毎日で、大リーグでも大活躍する。
こんな人は一握りだけど、確かにいる。
成績残せず、夢破れた人もいる。

プロという目で見ればミュージシャンとか、
漫才師も同じでしょうね。

多くの確率で失敗する方を、それでも
目指したいのが人の本能なんでしょうかね。

成功しても失敗しても
その期間好きなコトに頑張れたということは
本人にとって大事な財産なのですが。

林先生の頑張る事の本当の意味のビデオは参考になります。

また以前、
近大の卒業式で堀江貴文(ホリエモン)さんが講演してましたが
インターネットの普及で、教育レベルが上がり、
いわゆる子供でも、開発途上国の人でも
お金を稼ぐうえで、いい悪いは関係なく
これまで想定していなかった層のライバルが
増大していて、社会をどんどん変えていっているそうです。
(YouTubeの映像があったのですが、削除されてました。)

一昔前から見れば簡単に稼ぐ口はできましたが、
お手軽に稼げると見ている層も、それ以上に増えている
ということですね。

今は、仕事の仕方も変わっていて、
会社員が会社の仕事だけしなくてはいけない
という社会ではなくなりつつあるのでしょう。

この2つを考えると、
それであれば、今の世の中は

何か自分の好きな道でのプロを目指すことと
今の仕事のプロであり続けることは並立できて
お金を稼ぐことは別に考えられますね。

公務員とかサラリーマンで一つの仕事を
全うすることを否定しませんし、できませんが、
どこかの生活の軸に好きなモノ、コトが入ってると
人生楽しい。

そんな世界で私達は暮らすこともできます。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さを知る

 

前半部分は荘子からの出典。
されどの後の出典は不明ですが、
気の利いた人が付け足したのでしょう。
多分日本人でしょうね。

でも、これでもいいかなと。
だって海は人それぞれで、
大人がいくつか深ーい空を知ってたとしても
全部入った大海なんて誰も知らないですからね。

教育で、子供側の意見も大事、的なことも言うけど、
普段正論に振り回されて本音が言えない大人だから、
天然の言葉にハッとするのと同じで、
自分の考えの外にあったもの
すべて受け入れられるもんじゃないのは
子どもも大人も程度の差もあれ同じこと。

冒頭の、
子どもの世界は狭いのか?の返答は
狭くて悪いの?
じゃあ大人の世界は広いの?
と聞き返すことになりますね。

引用ばかりで申しわけないですが、
自分にも言い聞かせていることです。

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