仕事をするのは何故? 視点の移動でいくらでも変わってしまう理由

コーチング

こんにちは

今回は、仕事が見方によって全く変わる話です。
気になる、お金とか人間関係にも触れてみます。

先日の仕事と趣味の話の続きになりますが、
この時と同じで、
仕事にはいろいろ意味を含むので
これと区別するために、いわゆる
自分が働いて何か報酬を得る糧を
職業と言い換えます。

そして定義覚えてますか?
職業は、
自分のやりたいことで、他人の役に立ってしまう事
趣味は
自分のやりたいことで、自分の役にしかたたない事

なので、職業は会社に行って何かやってきたり、
セミナー開催するとかだけじゃなくて、
家事も子育てもボランティアも
報酬の形は違いますが、みんな職業という話で、
一人がいくつ持っていても構いません。

やっぱり職業を持つということは
すごく大事なことでその理由はいくつも挙げられます。

一つは自分の成長。


否が応でも一生懸命やる場面はいくらでも出てくるので
その時点で足りない事を克服しています。
こういうことを繰り返していくうちに
自分が成長して、キャリアも積むことができます。
自分の専門性を持つことができる。

次はお金が入ってくること。


お金というのは生活に欠かせません。
ある意味生活必需品です。
普通に社会で生活するだけでなく、
趣味や夢の実現といった場合に
とりあえずであっても必要になってきます。
職業の対価としてのお金は大事です。

ある意味世の中の風潮で
求めに応じているだけという面もあります。

昔、24時間戦えますか?というTVCMがあった、
バブル真っ盛りのころ。


会社員皆仕事中毒というか、
そういう世の中の雰囲気だったこともあって、
24時間仕事して、成果を皆で喜んで、盛大に飲み歩き、
お金をかけて趣味を楽しむ、

こういうバブルの雰囲気は
なんだったんだろうという感じですが、
今は”仕事”とやりたいことは別にしよう、
家族のために時間を作ろうといった雰囲気ですかね?

いわゆるワークライフバランスっていうやつですね。


まあ、あくまで職業を持っていること前提なので、
やらされている感を持つと、自分の中で
矛盾を感じてしまう原因でもあります。

あと、職業が趣味という場合。
定義としては矛盾しますが、
やりたいことをやっていることは
精神衛生上とてもいいことです。

そして職業の定義でもある、人の役に立つこと
つまり社会貢献という役割も忘れてはいけません。
人間はやはり一人では生きていけません。


今やっている職業は、定義として
誰の役にも立っていないことはないので、
社会を大きく見ても小さく見ても、
職業は貢献していて、これをやっている感は
精神的にも落ち着きます。

特に会社に入っている方は
負担に感じる場合もあるかと思いますが、
人間関係の構築という面もあります。


社会貢献にもつながりますが、
人は人との関係性の中で生活していて、
少し大げさかもしれませんが、
これが、人が人であることを強く感じさせます。
職業を持つとどんな形であれ否が応でも
関係を作らなくてはいけませんが、
こういう関係も大事なモノです。

あと、誤解を恐れずに言うなら
いい暇つぶしになるということですかね。


時間の使い方を考えないで済む、
ということです。
私が会社を辞めた後よく感じたのが、これです。
会社員生活のいいところは、
否が応でも”仕事”がもらえる。
そう、暇じゃないということです。

暇って言うのは結構恐ろしいもので、
何かやらなきゃという、脅迫観念が襲ってくる。
自由な時間を得た代償として、
その時間に「どう使ってくれるんだよ?」
って迫られてるみたい。
幸い、やりたいことはいくらでもあるので、
すぐに立ち直りましたが、
GWの10連休にやることが見つからない
という方、何で暇をつぶしましたか?

職業を持つことの利点は
様々ありますが、ではなぜ”仕事”で悩むのか?

おそらくはここであげられた利点が
ごちゃごちゃになって、
折り合いがつかなくなっているからではないでしょうか?

特にお金と人間関係ですね。
これが絡むと必要以上に悩みます。

コーチングで案内しているのは、
職業とお金のゴールを独立して立てることです。

最近は会社以外でもお金を稼ぐことはできますし、
副業OKの会社も増えていると聞きます。
だから現在は”仕事”=お金
という社会ではなくなりつつあります。

そうであれば、
お金どれだけ稼げばいいかをちゃんと考えて、
副業とか、アフィリとか、投資、
場合によっては借金なんかからもありです。
事業資金の捻出では、銀行からだけでなく
クラウドファンディングなんかもありますね。

お金を得るという観点から見ると、
やれることはいくらでもあります。
それを目標に立てると、やることも
思い浮かんできます。

じゃあ、いやいややっている仕事は
どう考えればいいのか?
そうです、お金をもらうための手段
と考えると楽になります。

お金をもらい続けるには、それなりの成果を
出し続けなければいけませんし、
給料を上げるためには出世することも必要。
こういう割り切りですね。

副業で賄えるようになったら、
あらためて続けるか考えればいい。
意外と、入社当時の、こんなことをやりたかった
といったことを思い出して、
仕事に熱が入ることも。そうなれば
それはあなたの”仕事”が
職業に変わる瞬間です。

人間関係で悩むときも
人間関係の目標を会社生活の外に
作ればいい。

世間で言われているのは
30歳超えたら新しい友達ができにくくなって、
これまでずっと付き合ってる友達、
会社の同僚だけの世界で完結してしまう、
ということ。

そんなところで閉そく感を感じる時こそ、
”外”に出るタイミングだと思います。
私はこういう考えを知ってから、
セミナーに参加したり、新しい趣味を作ったり、
意識的に外に意識を持っていくように生活しています。

ここではうまくいってるのに、
あそこでうまくいかないのは
何故だろう?
ここでもあそこでもうまくいってなかったら
なんでだろうとまず考えることになります。

自分の人生の中で
職業、お金、人間関係、社会貢献、趣味、時間など
一見、一つにまとめて考えがちなことを
それぞれ目標を持つことで、人生全体から
それぞれを見ることができると、
悩みが解決できることは思ってる以上に多いです。

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