書評 Tarzan 実は体に悪いこと ダイエット失敗の諸々の理由

書評・番組紹介

こんにちは

今回のテーマはよく買ってる雑誌から。
私はTarzanという雑誌が好きで
特集されていたのがタイトルの
実は体に悪い事、です。

ご存知かもしれませんが、
この雑誌は、筋トレ、ダイエットなど、体を救え
がコンセプトで、コンビニによく置いてあります。

ついついキャッチにつられて手に取ってしまう。
うまいマーケティングです。

ためになったなあで終わってしまうのが
この手の雑誌でよくある話。
でも、ストレッチブックとかスイミングなど
永久保存版の号もあります。

この号No762は、
そのトレーニングとか、定説は古いとか、
筋肉とか器具とか単体では意味がないとか、
じゃあ、どうすればというツッコミどころもありますが、
情報の進化とか誤りを感じさせるいい内容だったと思います。

目についたネタをいくつか。

トレーニングに関しては
大体が私のような、たまに筋トレでもしようかな
という素人に対する警鐘で、優先順位が違うんじゃない?
というモノ。はい、勉強になります。

最近体幹トレーニングという分野が定着してきたと
思いますが、このためのグッズを見かけ
買おうかなとも思ってます。

体幹は体の中心背骨周りの筋肉で見えにくいですが、
身体を動かすためにはとても大事。
家でいうと大黒柱。
この表現自体大黒柱の見えない家で
育った人にはわからなくなるかもしれませんが、
大事なところ。

でもこのトレーニングに警鐘。
大事なのは判るが、その前に大黒柱を立てる
土台の方が先なんじゃないという話。
土台は足腰。
つまり体幹トレーニングよりも
スクワットの習慣をつける方が
優先順位は高いはずとのこと。
はい、そうですね。

 

私は毎朝シリアルを食べているのですが、
牛乳は大人には合わないと言われて
ここ半年は、代わりに豆乳を入れてます。
でもこれにも警鐘が。

牛乳が大人に合わないのは
成分の中の乳糖を分解できないから。
おなかがゴロゴロの原因ですね。
でも牛乳を避け続けるとさらに
この乳糖を分解する能力が落ちてくる。

牛乳はカルシウムをとるのに有効なので
歳をとって、いざ医者に勧められて飲もうとしても
飲めない体質になっているらしい。
このためには週1くらいは
牛乳を飲んでおいた方がいいとこのと。

週に一回は飲もうと書かれてますが、
うーん、もう耐性なくなってるよなとか
昔から飲めないという人は
どうすればいいか教えて欲しい。

 

ダイエットでランニングとかエアロバイクなど
有酸素運動しかしない事にも警鐘。
長い期間やっていると、心肺機能や身体が鍛えられて
運動効率がよくなってしまい、
同じ運動をして頑張ってるつもりでも
カロリー消費は半分以下になることも。

このためには筋トレもちゃんとして
基礎代謝を上げることも必要とのこと。
最近体重低下が横ばいなのはこのせいかも。

 

自ずと日々取り組んでいる
ダイエット関係に目が行きますが、
平成ダイエットを振り返る年表があって
結構笑えます。

初期のころは単品のこれだけダイエットが流行。
ほとんどが今は聞かないので効果のほどは知れたもの。
面白いのがアイスクリームダイエットで、
朝や間食に摂るというモノ。

理由は、カロリー消費しやすくなるとか、
乳製品のたんぱく質が取れるとか。
冷たいからカロリーがマイナスになるという
今のサンドイッチマンのネタになるような
いい訳もあったらしいですが、
結局これらの効果を上回る高カロリーなので
効果はなかったようですね。

こんなところから始まったダイエット市場ですが、
トレーニングも含めた総合的なライザップのようなところとか、
ストイックにバランスのいい自炊をしように
落ち着いている感じです。
結局は自分でしっかりしろということか?

ダイエットの進化と
売り出し方、マーケティングの進化は
密接な関係がありそうですね。

今回の紹介で、
何か示唆的なことがないかなと考えたのですが、
ダイエットでランニングだけじゃダメ、という話。

同じことやっていればそれなりに満足ですが、
やっているうちに成長していることを忘れて、
惰性で続けてしまうということ。
この場合は筋トレですが、
何か別なことをちょっと加えれば、
今のことをベースにもっと成長して
本来の目的に近づけるのに。

情報はめまぐるしく更新されているので
軸足を保ちつつ、それにもついていくことも
必要ですしね。

私ならブログの習慣ができて
それで満足している状態です。

多少成長したからと言って
目的を達成したわけじゃない。
気を抜くと、この習慣さえも危うい。
最近の中だるみ感を反省して、
もっと進んでいきたいと思います。

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