おさかな倶楽部のエンザラと枇杷倶楽部 南房総の旬をいただきました

趣味

こんにちは。

この週末は天気が良かったので、南房総を目指してドライブ。
海に入るわけでもないので、やっぱり食ですよね。

ということで、目指したのはおさかな倶楽部。
名前から見るとどうなのよ、という感じですが、
これは房総半島南部、館山にほど近い、
冨浦漁港直営で漁港内にある、
安くてうまいとその筋では結構有名な行列店。

売り切れたらその日は終わり必至のメニュー多数で、
前回2月に行ったときは1時過ぎで、さんざん待って
注文するときにはメニューはこんな感じ。

皆さん注目の超目玉メニューの海鮮丼その名は
まかない丼、に届くわけもなく、注文は
ここでしか食べられなそうな
カワハギとアカメバルの煮魚定食
イカエビ入りかき揚げ単品で追加。

それでもさすが漁港直営。
美味しかった記憶が残っていて、
今回はリベンジ。
ということで、
開店の11:00を目指して家を出発です。

おさかな倶楽部に到着したのは11時を5分ほど過ぎたころ。
既に駐車場は満車状態。

順番待ちの名前を書いた時点で16組待ちでした。
開店直後ともあって全席におさかなは無く、
満員なのに誰も何も食べてない
ある種異様な雰囲気。
相当な待ち時間を覚悟しました。

漁港まわりをお散歩したりしましたが、
大半はお店内で待ちます。

待ってる間にも、厨房から、まかない丼あと一つー、
終わりましたーとか、黒むつ終わりましたー
と元気な声で悲しいことを。
当然ながら注目品から売り切れ続出。
まだ2巡目待ちなのにどうして?という感じです。

それは、このせい。

本日不漁のため十分にメニューが用意できない
の表示が。
掲げられているメニューをよく見ると、
左上のヒラメなんか限定3食。
誰が食べてるか見てやりたい気分でしたが、
ググっとこらえて、待ってます。

ちょうど1時間待ってやっと着席。
この時のメニューがこんな感じ。
すでに、前回よりも売り切れが多い。
2時間くらい前倒しです。

何にしようかあれだけ時間があったのに
売り切れ多数で考え直ししていうちに
悩みは深くなるばかり。

エンザラ煮付け塩焼き定食がまだあることに気付いたので、
これを選びます。
何故ならこんな表示があったから。

幻の魚なら当然食べたことはなく、
どういう魚かもわからないけど、
そういうものは気になりますね。

これから煮るので
少しお待ちくださいと言われましたので、
アジの骨せんべい揚げも注文して
先に食べて、待ちます。

エエイっと勢いで頭からかぶりつきますが、
うまい。せんべいでこの味なら、
身も相当なものだったんだろうと思わせます。

で、来たエンザラ定食がこんな感じ。

絵と違って、怖い。
歯がむき出しになっていて、
子どもだったら泣き出してしまいそうなレベル。
こんな魚に海で出会ったら
逃げ出してしまいそうです。

金目鯛と一緒に捕れるくらいなので、
きっと深めの海に住んでいて、
ふつうに海に入っても遭遇はしなそうですが。

お店の方は、とてもおいしい魚なので、
まずは、左上の塩焼きに何もつけないで食べてみてください、
とのこと。

魚の皮に細かく切り込みを入れた、
多分、胴体の中ほどの一番おいしい部分の
これまで見たことないぞ感を前面に出した塩焼き。

少しとって食べると、

うまい。

表面のパリパリした感じと、
身の柔らかさと絶妙な塩加減。
グルメ番組的に言えば、
こんな怖い顔してるのに優しい味。

多分これまでに食べた塩焼きで
一番おいしかったでしょう。

ま、味の説明は書く前からあきらめてますので、
是非ご賞味をという感じです。

当然、煮付けも美味しく、
身体の身とは食感がちょっと違う
顔の部分、特に目の周りの肉がおいしかったあ。

食べ終わった1時頃のメニューは
いくつか既に表示板が外されていてこんな感じ。
何を選べばいいのやら。

漁の出来、不出来で食べられるものが決まってくる。
早く来ても運しだい。

まかない丼への道は険しいですが、
また、並ぶこと覚悟で来てしまうんだろうな
と食べながら思ったものです。

この後、漁港を少し散歩。
前回来たときは開店してなかった、漁協直営の売店に
足を運びます。
勧められたのが、青とびのり。

青とびというのは、青のりも混ざった海苔との事で、
その場で試供品というか、開けてもらって食べてみましたが、
確かに普通の板のりなのに、青のりの香りが。
家で、ソース焼きそばと一緒に食べましたが当然ながら
合う。お土産にこれはありですね。

満足しておなかも一杯。どこかで休もうかと思い、
近くにある道の駅とみうら、枇杷倶楽部で一休みです。


この裏には小川が流れていて、日陰を見つけて
一休み。のんびりと腹ごなしです。

今の季節、路地モノの枇杷が最盛期なんですね。
観光バスが、この道の駅にも隣の物産館にも
ひっきりなしに止まっては出ていきます。

おなかいっぱいですが、
つい枇杷丸ごとソフトに手が伸びてしまう。

毎年、親にはここら辺から枇杷を送っていて、
最近はこの時期のものが多いですね。
丸ごとソフトの枇杷が多分Mサイズ。

路地モノは粒が大きいものもあり、
これまで送るのは3Lの大きさだったのですが、
たまたまタイムセールで安くなってたので、
いつもよりサイズアップ。
4Lがあったのでこれを送りました。

親の感想では味はおいしいけど、
大きさにびっくり。
高かっただろう?と心配されましたが、
一粒300円はしない程度。
確かに高いですが、
都内のデパートならこの1.5倍以上はするので、
お中元代わりならいいですね。

で、自分用には、
このサイズは初めて見ましたが、
一番大きい5Lサイズ。

皇室献上サイズだそうです。
段ボールに書いてある感が
何とも趣があります。

どのくらい大きいかというと、
通常スーパーとかで出回っているのは
大きくてもせいぜいLから2L。
このサイズのものと比較すればいいのですが、
比較だけのために買うのも何かと。
なので、眼鏡と比べてみました。

判りにくいかもしれませんが、
眼鏡のレンズのサイズが多分L~2Lのサイズ。
大きさ判っていただけるでしょうか?

もちろん撮影後おいしくいただきました。

おさかな倶楽部と枇杷倶楽部。
双方、関係はないと思いますが、
旬の食材はうまい。天気も良かった。
とても満足できた週末のひと時でした。

今回行ったのはこんなところ。
房総半島の南の方です。

タイトルとURLをコピーしました