こんにちは
アップと記事を書くのタイミングはちょっとずれるので、
気づかれてないとは思いますが、
ここ何日かちょっとやることがあって、
朝のうちにブログの原稿を書いてから
いろいろ始める習慣が崩れています。
そういえば3日、3週間、3カ月と3の目安が
習慣化で気を付けるポイントなんですが、
3カ月目のポイントなのかもしれません。
ここが踏ん張りどころなんですかね。
ということで、
でも朝にやるのが本当にいい事なのか?
自分自身はやることが変わっただけで、
起きる時間は変わってないのですが、
早起きは3文のとく
について考えてみます。
意味としては早起きするとちょっといいことがあるよ、
ということわざですよね。
3文は100円くらいの説が有利。
先ほどはあえて”とく”をひらがなで書いてみました。
早起きは3文の○○
調べてみると”とく”は徳と得、
どちらでもいいとはありますが、
私は圧倒的に”得”と思ってました。
長寝は三百の損
という対句の言葉もあるみたいで、そうなら
損の反対は得ですよね?
でも、辞書では徳が有利。
意味は以下の感じ
德
1.身についた品性。社会的に価値のある性質。善や正義にしたがう人格的能力。
2.広く他に影響を及ぼす望ましい態度。のり。おしえる。めぐむ。
英訳 virtue
得
1.求めて手に入れる。自分のものにする。
2.理解して自分のものとする。なしうる。
英訳 gain、interest
徳なら品性とか人格の精神論の話、
得なら求めて手に入れる、実務的な利益の感じ。
いろいろ納得はいかないのですが、
でもそうか、実務的な利益の話じゃなくて、なーんだ、
精神論だったのか?
と、いつもながら斜めから物事見て、
精神論ならどう解釈してもいいんだ、
という目で調べてみます。
初めに出しましたが、諸説ありますが、
3文は今でいうと100円くらい。
朝が苦手な人には、
こんな苦労して早起きしても
100円ショップで一個買うくらいしか
いいことないならどうでもいい。
という反論も。
でも、子どもにはちょうどいいお小遣い。
100円の重みは世代でも違います。
子ども向けた言葉を大人になっても
大事にしてるということか?
引用ですが、
「「早起きは三文の徳」の元ネタは、中国の古い散文「早起三朝當一工(3日続けて早起きすれば一人分の働きに匹敵する)」だといわれています。おもに農家に伝わることわざで、陽が高くなる前に起き出して働けば仕事がはかどるという意味です。」
朝起きて日が暮れるまでじゃないと
農作業はできない、
なので、少しでも長く作業ができた方が、
得になるでしょう?
という話。
懐中電灯もビニールハウスも
ましてや野菜工場もない昔の話です。
これも引用ですが、
「米ボストンにある病院で、ベンジャミン・フランクリンが残した「早寝早起きは健康・富・分別のもと」という格言を検証するために、生活スタイルの違う被験者を「早寝早起き・早寝遅起き・遅寝遅起き」などのグループに分けて調査した結果、死亡率や所得額に違いは見られなかったとの報告もあります。」
とのこと。
中国起源と思っていた言葉でも、
アメリカ人も同じ感覚とは。そういえば
英訳ではEarly bird can catch a warm.
なんて言葉もあるくらいなので、人類共通認識か。
でも、これは個人的には、
適した時間に適した行動をすればいい結果が出る、
と解釈してたので、早起きと関係ないじゃない?
と思ってました。
引用はそういう検証結果なんでしょうかね?
確かに生理学的にも成長ホルモンがいい具合に出始める
夜11:00前に寝ると、体調も良くなり、お肌もツヤツヤ
なんて話もありますが、
これもどう考えても、得。
早起きすると、時間に余裕が生まれるので、
安定して仕事ができる、という話も。
なかなか、徳につながる話にならない。
徳が使われることを勝手に解釈すると、
早起きにはいろいろな”得”があるけれど、
大変な思いをしていて、そういうのが積み重なって、
人格も整ったいい大人になって”徳”になっていく、
とまで飛躍しないと”徳”には行きつきませんね。
歳をとったせいで、
朝起きるのが苦にならなくなったおじさんが、
俺も立派になったんだから、若者よお前も早起きしろ、
という話ではないよう祈っています。
結局はみんなが
「早起きは3文の徳」
が常識で、これはいいと思ってるので、
そういうリズムに乗った方がいいですよ、
という話なんだろうな、と納得しないまま、
自由にやってもいいじゃないと思う
今日この頃です。
こんなこと考えてること自体が
習慣化を止める要因かもしれませんね。
今朝は意外にも、常識を疑ってもいいけど、
常識で世の中成り立ってるので、
無理に棹差さない方が無難、という話にまとめて
しまいました。
言葉とか、概念という、人に作られた常識から離れることが
いかに大変か、それを理解したうえでどう行動するか、
コーチとしても考え続けるテーマでもあります。
早起きは3文の徳、で検索して、
上位表示されるのはこのサイト。
大分参考にしました。