草薙剣を祀る熱田神宮でのランチ ご利益は如何に 関西ドライブ01

神社

昨年の9月の終わりころに関西方面に旅行に行きました。
せっかくなので旅行記の形で残しておきます。

我が家の恒例行事で、年に一度は3,4泊する旅行。
2018年は、那智、奈良、伊勢を巡りました。
県でいえば和歌山、奈良、三重。
一見地味ですが、見どころは一杯でした。

行ったのは、
八咫烏(やたがらす)の住む熊野三山、
古都奈良、
太古からの神々の住む伊勢。

それぞれの場所で2,3泊してもいいくらいなのですが、
行きたかったところを絞って堪能する、
4泊5日の車の旅です。

どこに行く?

元々は、私の、日本で一番大きいという
那智の滝が見たい!
から始まったのですが、

せっかくそこまで行くならということで、
地図みて行けそうなところは片っ端からという感じ、
おかげで大満足だったのですが、
へとへと。こういうのもいいですよね。

結果として神社巡りになってしまったのは
ご愛敬。
癒しを求めて、神様、仏様のお力を、
という感じですね。
特に宗教にこだわりはないのですが、
雰囲気だけでも味あわせてください。

何故神社なのかといわれても、
そもそも日本でどこか観光名所に行こうと思うと、
神社・仏閣が多いから、としか言えませんが、
行こうと思いつく限りは何かに惹かれているのでは、
とも思います。

残念ながら霊感とか、
何かを感じるという感覚はあまりないので、
うまくこの感覚を伝えることは難しいのですが、
その場にいるとなぜかほっとしたり、
高揚したりすることがあります。

お参りをするときには、
二礼二拍手一礼が基本なので、
何回も頭を下げて礼をしましたが、
普段はこんなに何度も頭を下げることもないので、
少しは謙虚になれ、と何かに言われていたのかもしれません。


(絵は伊勢市観光協会HPから)

そんなこんなで、
思い立ったらご縁があるということなので、
行ってみようという気になりました。

一緒に行った妻は、
それぞれの場所で私がとても楽しそうに見えた
と言ってましたので、
それだけ満足な旅行だったのかもしれません。

1日目立ち寄ったところはこんな感じ。

まずは名古屋

千葉から出ると、
那智勝浦への中間地点は名古屋のあたり。

朝に出発するとお昼頃に名古屋のあたりを通るので、
ここで何か名古屋飯をいただく計画。

せっかくなので、草薙剣が祀られている
熱田神宮にも参拝目指して近くで、
お昼を食べられるところを探します。
どうやら熱田神宮内で
きしめんが食べられることを突き止めましたので、
迷わず熱田神宮に向かいます。

天気はまあまあで、途中の景色も良く見えていました。
これは東名高速、足柄のサービスエリアからの風景。


富士山が見えます。天気は良くもなく悪くもなく。

予報では雨になるともありました、
東西の移動なので、うまく予想ができません。

熱田神宮(あつたじんぐう)参拝

ここで何か名古屋名物食べたいなあと探していると、

名古屋がこの日の中間地点なので、
どうせ神社を巡る旅ならと、
はじめに熱田神宮を参拝させていただきます。

熱田神宮内のきしめん

まずは食事から。
神社の敷地内に 宮きしめん があり、


きしめんとみそかつ丼の熱田の杜セットをいただきました。
きしめんにはたっぷり鰹節がかかってうまいのですが、
写真で見るとちょっと残念な感じですね。
奥はてんぷらきしめんです。

ファーストフード並みに早く出てきましたが、
とてもおいしくいただきました。
太い麺大好きです。

おなかは満足したので、参拝に向かいます。

熱田神宮とは

熱田神宮は名古屋にあります。
HPでの紹介は以下です。

”ご祭神は熱田大神で、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)としてよらせられる天照大神のことです。

天照大神は、言うまでもなく、皇室の御祖神とも至高至貴の神とも仰がれ、人々にいつくしみの徳をあたえられる神です。又、相殿神(あいどのしん)は「五神(ごしん)さま」と呼ばれ、草薙神剣とゆかりの深い神々で、宮簀媛命、建稲種命は尾張氏の遠祖として仰がれる神々です。”

当然諸説ありますが、
1900年前に建てられた、
伊勢神宮に次いで権威ある神社らしく、
三種の神器/三種の宝物の1つである
草薙剣(くさなぎのつるぎ)が天照大御神の代わりとして
祀られている感じ。

この剣は歴代の天皇でも見たことがないと言われる代物、
と、ここには書かれていたのですが、
天皇の交代の時に3種の神器を集めてたはず。
ここに保管されているのと別な剣なのでしょうか?

どちらにしても、
当然ですが一般市民の私には見ることはかないません。

ちなみに、残りの宝物の、
八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に
大切に保管されているとのこと。

また、熱田神宮は、日本神話で伝えられる、
武勇に優れ、草薙剣をもって古代日本を征伐しまくった、
日本武尊(ヤマトタケル)そのものを象徴しているとも言われていて、
スサノウノミコトと同様、相殿神として祀られてもいます。

当初は予定になかったの熱田神宮ですが、
由来を見ると、旅の初めの目的地としては
最高ですね。
別に征伐に出かけるわけではないですが。

神宮とは

そもそも神宮という呼び名は、
明治以降に、功績のある特定の神を祭神とする神社の一部が、
社号を「神社」から「神宮」に改めたようで、
そのため、戦前までは天皇の許可がないと
神宮とは名乗れなかったようです。

熱田神宮はその中の一つです。格式は高いですね。

いよいよ熱田神宮参拝

駐車場の都合で東側の門から入ったので、
正面の第一鳥居から入りなおします。

これが敷地内の案内図。

よく神社には鳥居の前に
神社の名前が彫ってある石碑が立っているものですが、
大きな神社は何故かこれがなく、
熱田神宮でも見つかりませんでした。

参道を先に進み、

第二鳥居を過ぎると、
その名の通り大楠が。

第三鳥居を抜けてから本殿につきました。
さすがに広いですね。ここで参拝。

結婚式の行列も見れました。

清水社

本殿の裏の方を散歩していると、
清水社のあたりに行列ができていて、
看板にはこんなことが書かれていました。

ここのお清水で肌を洗うときれいになるようなので、
お参りして、目の周りを洗ってみました。

残念ながら、効果が出るのはまだまだ先みたいです。

最後に何か記念が欲しいなあと
社務所を物色していたところ、
土鈴を見つけたのでこれを入手し、
熱田神宮を後にしました。

この後那智に向かうのですが、
区切りがいいので、今日はここで終了。
旅行記はまだまだ続きます。

まだ、4泊5日の半日分ですから。

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