コーポレートコーチングの話の前に、
コーポレートとは何か考えてみます。
単語としてcorporateとは、
法人(組織)の、団体の、集合的な、共同の、統合された
となっています。
何も会社だけではなく、組織、単なる集合体もコーポレートであり、
2人以上いればコーポレートとも言えます。
以降コーポレートは組織と言い換えます。
更にこんな考え方もあります。
よく頭の中で考えているときに
天使と悪魔が正反対のことを言い出して、
真ん中で困っている状態。
一昔前の漫画でよく見た絵かもしれませんが、
これも考えようによっては、
自分と、自分のネガティブな部分と、
自分のポジティブな部分の3つの考えがありますし、
もっと多くの考えが複雑な組織を作り、
脳内会議をしているとも言えます。
漫画の”脳内ポイズンベリー”では頭の中に
議長、ポジティブ、ネガティブ、瞬間の感情、記憶、本能
がそれぞれ役割を持っていますし、
映画 インサイドヘッド では
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビり
が、どうしよかこうしようかと相談しています。
こんなイメージでしょうか。
人間はそれだけ複雑な思考ができるということを表す
フィクションなのですが、なるほどと思えることもあり、
そう考えると一人であっても、ある意味一つの組織とも考えられます。
以上のような意味で、
人は組織、組織は人、と見立てることができることから、
組織向けとパーソナルで向けのコーチングで
やるべきことはあまり変わりません。
日本では、会社のことを法人という仮想の人に見立てていますので、
おそらくこの見立ては受け入れられやすいはずです。
つまり、コーポレートコーチングとは、
組織をバーチャルな、情報空間の人と見立て、
そのバーチャルな存在にリアリティを持たせることで行うコーチングです。
そして、コーチの役割とは、ヴァーチャルな人の、
設定したゴールに対して、
その自己評価(エフィカシー)をあげることになります。
では実際にどのように、組織向けにコーチングを行っていくか
具体的に説明をしていきます。
まず、組織の限界は何に起因していると思いますか?
そればズバリ、その組織のリーダーのイマジネーションであり
組織はこれ以上の発展はしません。
それぞれの組織のトップマネジメントがリーダーとして先頭に立つ
ことが必要です。
なので、まず初めに行うのはリーダーのイマジネーションを
広げることです。
このためにはやはりゴール設定が最も重要になります。
つまり、組織として、
現状の外側にゴールを持っているか?
組織として何ができるか、ではなく、何をしたいか?
組織としてバランスがいい複数のゴールがあるか?
を、リーダーがメンバーの誰よりも抽象度高く持つことが求められます。
そして、リーダーから出てきた上記のような真のゴールによってのみ
組織は成長していきます。
その次に、
組織のメンバーがリーダーとゴールを共有することで、
組織としてのゴールが達成されていきます。
ここで注意しなくてはいけないことは、
各メンバーが各自のゴールを持っていいということです。
各自が持っているゴールの中で組織と共有できるゴールを見つけ出し、
その組織内でゴールを共有することで、
イノベーションを生む組織運営ができます。
ゴールは企業でいえば一般的には、企業理念/コーポレートミッションです。
まずはその組織のゴールを、
形だけのものとせず、
現在の会社形態、世の中の動きにあった、
本音で達成したい組織のゴール、使命の作成に取り掛かりましょう。
その先に組織の成長が待っています。
また、組織はリーダー含めて複数の人で構成されているため、
共通言語も必要です。
コーポレートコーチングの流れは以下の通りです。
問い合わせフォームでアクセス
状況確認、面談
組織の規模により対応が異なります。
お話を伺う
実施となったら
コーチングの進め方の話し合い
おおよそのスケジュール立て
セッションがリーダー個人の場合 複数の従業員相手の場合
納得されたら
契約
払い込み確認
コーチングセッションの実施
コーチングセッション
期間:6ヶ月
一回 60分
月一度、6回
相談は随時お受けします。
スケジュール立て
各回のスケジュール調整は可能