いい習慣を作りたい。そんなときは、なんとなくイイ気分から始てみる

習慣

こんにちは

たまには行動習慣ナビゲーターとして
習慣化の話をしてみたいと思います。

何をするにも、
なんとなくイイ気分でいることが
大事という話をしたことがありましたっけ?

何度考えても、実際やってても、
同じところに行きつくので
自分なりには確信していることです。

どういうことかというと
まず、習慣を定義づけしてみると
仕事と違って習慣は、自分発信の行動の現れ
といえますよね。

更に、習慣というものが何からできるか
分解してみます。

身体を動かすことが実際の習慣にあらわれますが、
これが行動。つまり体。
行動するには、
その前になんで行動したいか考えますよね。
これが思考。つまり頭。
何故この思考がここに至ったかかというと、
これやってると気持ちよさそう、とか
これをやってるときが幸せ、とか逆に
こんなこと続けていると嫌だなあ、
など、受け取った気持ちから始まってることが
多いですよね。
つまり感情。つまり心。

この感情がどこから来るかというと、
何かやってみたから。つまり行動。

なので、普段の生活というか習慣は
感情 思考 行動が
ぐるぐる回ってできていると言えます。
これを習慣トライアングルと言います。

この習慣トライアングルをもう少し
解説してみるとそれぞれの構成は単純で、
感情であれば快い、不快、
思考であれば前向き、後ろ向き、
行動であればやる、やらない

のそれぞれどちらかしかないです。
人は意識的であれ、無意識であれ、
習慣のなかでどちらかを選んでいます。

そこで問題。
あなたの行動パターンはどっちですか?

1.自分の思い通りに行動できて嬉しい。
2.嬉しいと感じてから思い通りの行動をする。

かなりの方は、1を選ぶかもしれませんね。
でも、同じ行動するなら、2の方が楽なんです。

1の行動は思考―行動―感情
2の行動は感情-思考―行動
の順番になっています。

何故2が楽かというと、
感情を作るのにエネルギーは要りません。
ただ感じるだけですから。
何事もゼロを1にするエネルギーは膨大で
スタート時点で、如何にエネルギー少なく
始められるか、これが後の行動につながります。

1の場合、考える動機がなければ行動すること自体
思いつきませんし、
更に実際行動するって、
体を動かさないといけないので、
エネルギーかかりますよね?

この点で圧倒的に感情スタートが有利なんです。
始まってしまえば、
トライアングルの循環を繰り返すだけなので、
習慣の定着が進んでいきます。

卵か鶏の話じゃないですけど、
このトライアングルの”感情”を
スタート時点と考えると
生活とか習慣化のコントロールがやり易い。
だって、感じるだけなので
一番エネルギーがいらないですから。
という話です。

習慣化の順序としては、
感情からスタートし、
これから思考、考えが生まれ、
行動に移る。
そして行動の結果を受けて
改めて感情が生まれ
循環していくことになります。

普段の習慣の中で
初めにあたる感情を意識することは
あまりありませんが、
ここを意識することで習慣が定着していきます。

これらの構成と順序で習慣を考えると、
なんとなくであっても、
いい気分であれば、
前向きな考え生まれ、
いい行動ができる。

逆に不快な気分であれば
マイナスの考えが出てきて、
行動しないであったり回避行動の原因となります。

いずれにしても循環がいい気分で始まれば
善循環スパイラルが起き、
嫌な気分では悪循環スパイラルが起きます。

 

例えば、最近運動不足なので、
解消にジムに行くことを考えてみます。
いい気分であれば、前向きな考えが思い付き、
ベストな体調で物事に取り掛かりたいとか、
かっこいい服を着たいとか前向きに考えられ、
実際にジムに行くことで、
ますます目的意識もはっきりした
いい気分になりジム通いも
続いていくことになります。

逆に不快な気分であれば、
マイナスのことばかり目につき、
忙しいから後回し、
今日は天気悪いからやめようなど、
ジムから足が遠のくことになって行きます。

じゃあこんなつまらない生活の中で
いい気分になるのはどうすればいいか。

これはトライアングルの循環を
利用して、行動をすこし変えてみることです。
話が矛盾してるように見えますので、
もう少し続けます。

以前いい気分の作り方を紹介して、
この時は気持ちの話でしたが、
これと同じように行動のハードルを低くしてみては
という提案です。

ハードルの低い行動としては、
以前日記やブログで紹介した、
笑った顔真似をするのが一番早いですね。

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ニーと言いながら口を横に開く。
出来る限り口角を上げて、頬っぺたの筋肉を上げる感じ。
これを10回くらい。
回数よりもどれだけ筋肉を動かせるかという感じ。

嬉しい感情は顔に出るので、
嬉しい顔をした筋肉の動きを脳が感じると、
やる前の感情がどうあれ、
ああ、嬉しいんだ!と騙されて
いい気分になってきます。

苦しい時こそ笑顔を見せろ、
の言葉の裏には
こういったたからくりもあります。

また、脳は結構発した言葉にも騙されやすいです。


今朝は太陽が出ていて、気分がよくなっていく
今朝は雨が降っていて、気分がよくなっていく
今朝は曇ってて、気分がよくなっていく
それぞれの理由は挙げられますか?
宿題にしますので、良かったら考えてみてください。

こんな、日によって矛盾した言葉でも、
一日をいい気分で始めるきっかけになります。
お試しあれ。

いい気分でいるといい習慣化が加速する
というお話でした。

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