コンフォートゾーンとは? 現状の不満も希望のゴールもこの中にある

コーチング

こんにちは

今回は自己啓発界隈でよく使わわれる言葉、
コンフォートゾーンについての話です。
コーチングでも使います。

これ、調べてみると、
イタリア発プロ向けスキンケア用品の
ブランドの名前と出てきます。
これって商標なんでしょうね。
関係なくてもコーチングの話をするのに
いつか使えなくなる日も来るかもしれませんね。
そういった話はまだ聞いてないので、続けます。

コンフォートゾーン。
このまま和訳すれば、快適な区域。
一見いい感じの場所とも取れますが、
コーチングでは、自分を含めた周りの環境すべて
つまり、あなたの現状と捉えています。

すべて、というのは
モノもコトも精神的な考えも
いいことも悪い事も含んでいる
ということです。

人生は自分が決めたことでできているということを
前提に考えれば、嫌と今思っていることも
このコンフォートゾーンの中。
良きにつけ悪しきにつけ人間は
太古のころから現状維持したい本能があるためです。

なかなかこれがやめられない、
なかなかあれが始められない、

これらもこの本能のせいなので、
甘やかしているかもしれませんが、
しょうがない事。

では、それでもイヤな環境であれば
変えていきたい。

では、どうすればいいか?

勘のいい方ならわかるかもしれませんが、
そう、ゴールを作る、
ということです。

自分の理想のコンフォートゾーンはどこにある?
そう、現状のコンフォートゾーンの外、
ゴールの向こうにあるんです。

コーチングではコンフォートゾーンは
否定的に使うことが多いのですが、
これは今の変えたいコンフォートゾーンを
意味することが多いから。

移行できるということはどういうことかというと、
認識していないだけで、
このフォートゾーンは現状以外にも、無限に、
いくらでもあるし、作れるということ。
ただ、困ったことにこのコンフォートゾーンは
一度に1つしか選べません。

だから、ゴールのある、
希望のコンフォートゾーンへのうまい移行が
コーチングの役目ということになります。

いろいろなコンフォートゾーンが存在することになりますが、
別な言葉でゲシュタルト=人格とも言い換えられます。

ゲシュタルトというのはドイツ語で形状の事。
心理学の用語として知られていて
人間を環境を含めた”全体性を持ったまとまりのある構造”
と捉える時に使います。
なので私は誤解覚悟で人格と解釈しています。

会ったことはないのですが、
多重人格の人、
解離性同一性障害ともいわれてますが、
これは、その人が複数の人格を持っていて、
それが統合した一つの人格に収まらない症例。
病気ということです。

時により、全く別の人格が現れて、
この違う人格が同時にあらわれることはない
とのこと。
同じようにコンフォートゾーンも
現状で一つしかいることができない。
だから現状が嫌なら、
全く別なコンフォートゾーンに
移るしかないということです。

じゃあ、どうしよう?
ここで少し、脳というか”考え”が
どう出来るのかという話をしたいと思います。

脳は汎用化、わかりやすく言えば
前こうだったからこうなる、と感じること、
もっと言えばサボることがうまい器官
と言われています。

例えば、昨日見たものモノを
今日も見たものと同じ、
という認識することがうまい。

朝、駅のホームに立っていて昨日と同じ
と思っていても、待っている人や歩いている人が
同じかというとそうではないはず。
気づかないだけ。

そんなものなので、
脳をだますのは結構簡単です。
変化があっても、
変わってないと思わせればいいし、
逆に変わってても変わってない
と思わせればいいだけです。

 

でも、この、”いつも”の元になっている
印象的な記憶はどう出来ていくか、気になりますよね。

それが情動記憶と言われるもので、
強い感情を伴った出来事の記憶になります。

これは結構根深い話で、
脳内に残っているらしく、自覚できなくて
忘れていたとしても、悲しいかな
無意識であなたの行動を、
同じことを繰り返す、
縛っている元になります。

そんな脳と如何に付き合っていくか、
コンフォートゾーンを理想の自分に移せるか
という話につながっていきます。

基本的には2つアプローチがあって、
セルフエスティームを上げること。
セルフエフィカシーをあげること。

急に面倒くさい言葉を出してしまいましたが、
セルフエスティームは自己肯定感とも
自尊心とも言い換えられて、
自分が自分自身をどれだけ認めているか、ということ。

これが物事始める基本です。

自尊心が低い人は、
どうせ自分はこうなんだから、
どうせ前みたいに失敗する、などと考えがち。
先ほどの例のように脳が惰性で考えてしまいます。

考えないようにすると余計考えてしまうので、
こんな時は、小さく声に出してみる。
セルフトークです。
気づいたときに否定じゃなくて肯定する。
○○できない、じゃなくて、○○できるかも
◇◇の目標ははるか遠く、じゃなくて
◇◇の目標にちょっとづつ近づいている。

完全に強く肯定しないことがコツですかね。

セルフエフィカシーは、自己効力感とも言われ、
我々は単にエフィカシーと呼んでいます。
これは、目標に対して自分はできるんじゃないか、
言い換えれば、根拠のない自信があるかどうか
ということ。

不思議なもので、
なんかすげーな、って言う人はこのエフィカシーが高いです。
このエフィカシーがあって、できるんだからと
努力もできる。そんな感じでしょうか?
これは習慣でも言えて日々のコツコツが
大きな支えにもなります

セルフエスティーム、エフィカシーどちらにしても、
気分が大事で、情動記憶をうまく作るところに
コツがあります。

なかなか、実践のところは一般的に書きにくいので、
ちょっと半端な感じになっていたら申し訳ないです。
たまにはズバッとコーチングの記事もいかがと思い
書いてみました。

 

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あまりこういった機会はないと思いますので、
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