未来の記憶を作ってみる アファメーションのうまい使い方

コーチング

こんにちは

昨日、おとといと自分の目標をどう思い描くか、
今の自分の状態をどう知るか、
言葉とイメージ力を使って形作ってきました。

今日は、これらをまとめて
より具体的な言葉を使って
如何に先に進んでいくか
というお話になります。

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ところで、
時間って何だろう、と考えたことはありますか?
時計があるから過去から未来に進んでいる
と考えるのが普通でしょう。

でも昔から研究する人は
そういう普通のことを、
では何故普通なんだろう?
と考えることがテーマでもあります。

神学者は、何故神は人間に時間を与えたのか?
哲学者は、本当に時間は存在するのか?
人間の心が作ったフィクションじゃないか?
人生における時間の与える影響は?
物理学者は、時間はどう流れるのか?本当に一方通行なのか?
本当に流れているのか等々、
立場や興味で各方面から長く研究され続けています。

ではコーチングでは時間をどう捉えるか?
それは、
時間は未来から現在、現在から過去に流れる
と考えると、都合がいい。
です。

なんかこれまでの常識と違うと思われるでしょう。

何もかも運命で決まっているという話ではないので
気を付けて欲しいのですが、
少し想像してみてください。

どんなことか?と思われそうなので
3つほど例を上げてみます。

まずは、夕食を食べているとします。
自分が作ったとして、
まずは夕飯を家で作って食べるという
自分が決めた未来があって、
それまでの準備をしませんでしたか?

セミナーに参加しているとします。
何か調べているうちに、セミナーがあること知ります。
日程確保して、どういう行くか、場所調べたりします。
これってセミナーに参加する未来を決めたので、
そこにいることになりませんか?

電車で目的地決めないで乗ることは
少ないですよね?
何か意思をもって行動するときには
まずは未来が決まっていて、そこから時間を遡るように
行動している。

こう考えると、時間が未来から現在に流れている
と考えることは、
そう無理やりなことでもないので、
受け入れてもいいかなあ
となって欲しいです。

ここで、どんな未来がいいかなあと考えることが、
表題の、未来の記憶を作る、
につながります。
わかりにくければ
未来のリハーサルをする
でもいいです。

そして未来の出来事が、
自分にとって現実感があればあるほど
行く道筋もよく見えてくるということになります。

未来の目標をよりリアルに想像できれば、
それはその人にとっては現実で

この未来の視点に立つと、
そこまで何をやってきたか判るので、
未来を決めた時点で判らなくても、
そこまでの道筋が見えてくるようになる、
ということになります。

カーナビで、目的地を設定すれば、
いちいち行程を考えなくていいのと同じです。

一つ大事なことは自分にとっての現実感というのは、
自分の過去とは関係ないことです。

これまでこうだったから、きっとこうなる
なんて何も決まってません。
そうなったとしたら、
ただ、これまでと同じになると決めただけ。

じゃあ、自分の目標達成した未来を
どう作っていけばいいか?

ここで再び言葉の登場です。

セルフトークでは、現状の確認と、
これからの方向を決めるために
言葉を使いました。
その前は、ビジュアライゼーションで
目標の映像をイメージしています。
これに加えて、
今日は言葉を、
未来の記憶を作るために使います。

では、どのように?

これも簡単。
目標を定めてその状態になった自分を記すだけ。

まずは目的を達成したイメージを作る。
視覚だけではなく、触感、におい、空気感も入れる。
そしてどんな気持ちかも入れる。
嬉しい楽しい気持ちいいとか、いい気分を表す。

目標を達成した時のリハーサルと考えてもいいので、
これをしっかりしておくと、
当たり前に達成が受け入れられるための準備になる
ということです。
ですから、達成しそうになって、嬉しいはずなのに
びっくりして、
達成寸前で手放すなんてことがなくなります。
意外と多いですよ。

で、その言葉を具体的に表わすと、

私は、○○で、●●していて、◎◎なので、気分がいい。

恥ずかしいですが私の場合、は以下の感じ。

私は、クライアントさんに対して
最高のコーチであり続ける。
そのためにクライアントさんの話を
聞くことに注力できるとともに、
あらゆるコーチングに関わる情報を取り入れることで、
クライアントさんに対して
フィードバックできるコーチであることが
誇らしい。

これはコーチとしての情報のインプットとアウトプットを
どうしていくかという話ですが、
ここでいう”最高のコーチ”をもっと掘り下げていくと、
起業するときに絶対必要な
経営理念の形になっていきます。

この例のように長くなっても、
簡潔に短くても構いません。

一つ注意することがあるとすれば、
こればプライベートな話なので本来
公にはしないということ。
何変なこと考えてるんだ
と、思わない妨害を受けることがあるので
自分も相手にもお互いのためです。

私の場合は、この言葉は
別に何か言われても構わない感じなんで
出してみました。

これを見てわかると思いますが、
あくまで思い浮かべるのは自分自身のイメージです。
この文をよく見ればわかるのですが、
目標の対象をリアルに描写している訳ではない、
ということです。

ここで説明してきたことは、
言葉のイメージ喚起力を利用した
目標達成に最も有効な方法と言われています。

言葉はとても行動に対する影響力が強いのですが、これは
言葉はイメージを想起させ、イメージは情動を
引っ張り出すことが簡単にできてしまうことによっている
からです。

短期的には、
望んでいる結果に直結した行動をとるためのツール
でもありますし、
長期的には、未来の自分のあるべき姿のリハーサル
となって、
本当の意味での自分らしさが得られる

言葉って本当に便利なモノですが、
よく使おうとすればいい結果になって、
悪い使い方をすれば、それなりの結果になる。

勘のいい方はすでにおわかりと思いますが、
ここで使った言葉は世間では
映像化も、独り言も含めて
アファーメーションと言われています。

これをコーチの視点でとらえて、こう使っている
という例を示してみました。
いかがでしたか?

無意識でうまく使っていけるくらいになれば
人生思い通りですね。
私も再確認して精進していきます。

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