目標設定のコツ やる気が出ない 燃え尽きる前にチェックすること

コーチング

こんにちは。

今回は、目標設定、立て方の
コツについて考えてみます。

今月の売り上げは、とか
ブログアップしようとか、
今日はゴミ出し、とか

大きなものから小さなもの含めて
いろいろ目標立てしながら
生活していると思いますが、
今のその目標を全部達成したら
その後の人生の問題が
すべて解決しそうですか?

結構、目の前の目標を
達成することばかり考えて、
その後に何があるか考えていない人を
見かけることは多いです。

でも、その先を考えるというか
見据えることはとても大事なんですね。

燃え尽き症候群ってありますよね。
目標を達成する、しないに関わらず、
その時期が終わったら何をやればいいか
判らなくなってしまう事です。

受験とか、スポーツの大会の勝負事なんかで
ここ一点のために全力傾けて、終わった後の虚脱感。
これから抜けられないでいることは
大なり小なり経験はあるのではないでしょうか?

身近な例では、
大きな大会に参加した後とか
入りたかった学校、会社に入れた後とか、
欲しいと思ってた服を買った後
結婚とかでも、そうなる人もいますね。

ここ一番の勝負で
失敗したらショックでこうなることは
理解しやすいと思いますが、
成功してもなる。不思議ですよね?

その後満足して元気な人と、
燃え尽きてしまう人の違いは何かというと

“その後”の事を用意しているかいないか。

実は問題解決自体にもこのことがかなり
関係しています。

その前に、よく使う例なんですが、
歩行者信号のある大き目の十字路の
人に賑わう横断歩道近辺を
思い浮かべてみてください。

いろんな人がいますよね、
まだ赤なのに道に踏み出し始めているひと、
道ギリギリのところで今か今かと待っている人
少し間合いをもって待っている人、
少し遠くの方から早歩きになっている人。

さて、私の注目するのは
青が点滅し始めた時に
横断歩道を渡り始めて
諦めないでダッシュする人。

横断歩道を渡りきる2,3m手前で失速、
信号は赤になっているにも関わらず
ゆうゆうと歩き始める人がほとんど。

いつもこれを見ていて
目標へどう到着するか、
これが、うかがえるいい例かと思うのですが、
どうでしょうか?

向こう側に信号が青のうちに
到着することが目的なのに
自分なりの安全と思うところで、
エネルギーを失って、失速してしまう。

何故かというと、
もう目標に手が届くと思ったから。
勢いがついて横断歩道を渡り切れる人もいますが、
大抵は渡り切ってませんよね?

そう、人って目標に近づいて手に入りそう
と思った時点で、満足してしまうんです。

ごくまれに横断歩道を越えても
走り続けて去っていく人もいますが、
その人の目標は横断歩道のはるか向こうの
トイレかもしれませんね。
これは渡りきることだけが
目標じゃないわけです。

なので、

その問題が解決したら、その願いが叶ったら
その後には何をしますか?

これを考えることで、その目標が通過点となって、
その目標は当たりまえの人生の一部になります。

その目標が叶わなくても、
その先をイメージできていれば
いろいろな候補のうちの
一つの通過点が変わっただけの話なので。
落ち込みからの復活も早いです。

 

こう書いておいて前提を出すのもおかしいですが、
この目標は、自分が本当に達成したい
と思う事に限ります。

仕事で無理やり負わされたノルマが
達成できないのは当たり前で、
準備不足もあるかと思いますが、
それは本心ではやりたくないことだから。

達成の秘訣は、その目標が好きということが
大前提と考えておいてください。

補足するなら、

その目標ってあなたにとって何?

目先では嫌なことでも、
その先に何がある?

話を戻しますが、
どうも仕事の進捗がいまいちとか、
目標金額あと一歩で足踏みという場合は
目標が低すぎるだけなので、
それを高く、広くしてしまえばいいだけです。
10倍とか、100倍など、桁を上げるくらいに。

そうすれば今と違う発想も思いうかび、
今の目標も通過点の一つになっていきます。
そういった意味で目標に近づけば近づくほど
これは更新していった方がいいものなんですね。

この絵が
10倍に見えるか?
止まれと見えるか?

10倍と聞いて気が滅入るようなら、
もしかしたら、
本当はやりたくないことなのかもしれません。
やりたいことなら
そう想像しただけで嬉しくなっちゃうものですから。

それでもエンジン掛からない時は、
その後の目標のための準備だからやる、
と割り切った意識に変えるくらいでも、
いいかもしれません。

今日は、
人生は目標を達成した後も結構長く続くので、
その目標の先は作っておいた方がいい
というお話でした。

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